カロン

  • ふぁきあの「一族」らしい。
  • 男やもめの身で、両親を亡くしたふぁきあを引き取る。
    • ちなみに、近所の水車小屋にはレイツェル一家が住んでいる。
    • なぜカロンがふぁきあを引き取ったのか。ふぁきあは、鴉事件があったことから、親戚に引き取り手がなかったんだろうなあと言う推測。
  • 事件時:ふぁきあ5歳、レイツェル17歳、カロン30歳……ぐらい?見た目もっといってそうだが。
  • 物語時:ふぁきあ16歳、レイツェル28歳、カロン41歳ぐらい?
  • 日本語では「骨董屋さん」だが、英語ではちゃんと「鍛冶屋さん」。
  • エデルの燃え残りから、うずらという命のこもった人形を作ることが出来るなど、ドロッセルマイヤーの血を確実に引いているように見える。
  • ふぁきあに「言い伝え」を伝え、騎士の生まれ変わりと吹き込み、「王子と鴉」の本を与え、行き倒れの少年を「物語の王子」と見抜き、命名のきっかけを与える。
  • 『王子と鴉』《市販本》には書かれていない、絶筆以降の物語の内容を知っていた。
  • 10年間、ふぁきあとみゅうとと共に暮らし、育てた(?)のに、みゅうととの接触はゼロであり、ふぁきあにも「みゅうとにかまうな」と言うことから、おそらくみゅうとを明確に人間とは区別している。純粋に「物語」として見ている。
  • 突然大怪我して帰ってきたふぁきあさん(誰が連れて帰ったんだ?みゅうとか?寮に帰った可能性もあるが、ならばエデルの燃え残りだけカロンの家に持ち込むのは不自然)や、いきなり寮を追い出されて自宅謹慎になったふぁきあさんの傍で、人形の燃え残りからうずらを作りあげていくカロンさんが何を考えていたのか。
  • 最終回では鴉として踊っていた。
  • カロンが読ませた本がエデルだったのではないかという可能性→ http://d.hatena.ne.jp/mushani/20910731/p1
  • カロンさんはふぁきあに読ませたその本を、どの段階で古本屋に持っていったんだろう?両親を亡くした子供に、騎士の生まれ変わりだぞ!とほらを吹きながら本を渡す→ミュートス出現、ふぁきあが「みゅうと」と名づける→ふぁきあがプリンセスチュチュの部分を繰り返し読み聞かせる。
  • レイツェルによると、幼い頃のふぁきあはお話を沢山書いていた。事件後は、いつもみゅうとと一緒にいて、「みゅうとを守る」と口にしながら、だがしかし、かならず図書館にいたらしい。アニメの時期のふぁきあは図書館に籠もっているなんて変だ!とミーアキャットに言われている。
  • 「俺の持ってくる本以外は読むな」で、ふぁきあが持ってくる本は、多分『王子とカラス』ではないだろう。みゅうとの物語が進むことを恐れていたから。幼い頃はみゅうとに繰り返し聞かせていたはずのプリンセスチュチュの物語を、ふぁきあが避けるようになったのは、いつからなのか?
  • カロンさんにしてみれば、一種の「グリーフケア」として与えた『王子とカラス』の物語、騎士の生まれ変わり=本当は強い子、という説に、ふぁきあがここまでずっぽりはまり込んでしまっては、心配もするわなってことで、古本屋に持って行くのも無理はなかろう、という保護者大変)
  • カロンさんはローエングリンの剣も隠してしまう。でも、王子の剣はふぁきあが管理。カロンさんは王子の剣にさわれないのか、敢えてふれないのか、王子の物語が(ふぁきあを取り込むことなく、勝手に)進むことを望んでいたのかもしれない(十年だか一緒に住んでいたわりにはみゅうとのことを全く気にかけないカロンさん)。