エデル
- 6話
エデル:可哀想なのはみゅうと?るぅ?
それとも、あひる?
エデルはふぁきあを数に入れていない。
- 8話
エデル:ふぁきあ?彼はあひるにとって何?
あひる:え? 何ってあたしにとっては別に。でもみゅうとにとっては危険な人。あ、ああ。あれ? エデルさん?
→エデル姿を消す。
- 9話
古本屋にあらわれ、ふぁきあが読む本のページをめくるエデル。
ふぁきあ:これが、俺の運命だというのか。
エデル:かわいそうなのはるぅ?みゅうと?あひる?それとも?
→ドロッセルマイヤーによるエデルの回収。「人の心に興味を持つから厄介だ」改造を施される?
- 9話で、ふぁきあがわざわざ(図書館にもある『王子とカラス』の本を)古本屋に来て読むのがフックだったんだけど、ここエデルがページをめくるのは、エデル=「ふぁきあが読んだあの本」だからじゃね?という思いつき。だから13話で彼女もふぁきあの思い(王子とプリンセスチュチュのパ・ドゥ・ドゥ)と共に終わる=閉じられる。
- 「本(物語)」が作者のコントロールを離れ、読み手の意志により深く興味を示す……そのシチュエーションを考えると、わくわくする(私が)。それは書き手にとってはとてもとても危険なことではないだろうか。そして、作者は死んでいる。
- 後世の人によって、悲劇の結末からハッピーエンドに書き換えられた『白鳥の湖』の物語。